スマホをやめられないのは、意志が弱いから?|「フィジカル依存」のすすめ(1分チェックリスト)

スマホをやめられないのは、意志が弱いから?|「フィジカル依存」のすすめ こころと生き方
この記事は約5分で読めます。

気づいたら1時間

スマホを見つめる女性(スマホ依存のイメージ)

気づいたらスマホを1時間見ていた。
そして「今日も何もできなかったな」と、ちょっと自己嫌悪。

そんな経験ありませんか?
私は、しょっちゅうです。笑

やらなきゃいけないことは、ちゃんとわかっている。
なのに指が勝手にスマホに伸びていく。

長いあいだ私は、これを「自分の意志が弱いせいだ」と思っていました。
でも最近、その考えが少し変わってきました。

スマホをやめられないのは、あなたのせいじゃない

海外ではSNSの運営会社が「依存を生む設計」をめぐって訴えられ、賠償を命じられた例もあるそうなんです。

問題になっているのは投稿の中身ではなくて、無限スクロールやおすすめ機能のような、アプリの設計そのもの。
ヨーロッパでも「利用者を自動操縦のような状態にしている」と指摘されている、とか。

『ドーパミン中毒』という本(スタンフォード大学の、依存症の先生が書いた本)にも、スマホやSNSは脳の報酬のしくみを過剰に刺激すると書かれていました。

つまり、依存は意志が弱いからじゃなく飲み込まれるように設計されているということ。

これを知って私は、ちょっと肩の力が抜けました。
ずっと自分を責めていたので。

あなたはどれくらい? 1分でできる依存チェック

ここでちょっと立ち止まって。
「自分はどれくらいスマホに持っていかれているんだろう?」

実はそれを測れる、公的なチェックリストがあります。
久里浜医療センターの「スマートフォン依存スケール(SAS-SV)」
10項目に答えるだけ、1分ほどでできるかんたんなチェックです。

気になる方は、こちらから試してみてください。

👉 久里浜医療センター「スマートフォン依存スケール(SAS-SV)」
  https://kurihama.hosp.go.jp/hospital/screening/sas-sv.html

ちなみに私は、33点でした。笑
【スマホ依存が疑われる。】

でも大事なこと。
たくさん当てはまっても落ち込まなくて大丈夫です。
やめられないのは意志が弱いからじゃなく、そう設計されているから。
このチェックは責めるためじゃなく、「今の自分に気づく」ためのものです。

正直に言うと、私はSNSがちょっと苦手

ここだけの話。
私自身SNSって、正直そんなに好きじゃないんです。笑

1日のなかでインスタを一度も開かなくていい日があると、そっちのほうがなんだか幸福感がある。

どちらかというと私は、ラジオのような音声配信ほうが好きです。
なんでだろうと考えてみたら、たぶん自由度の違いだと思いました。

インスタは目を奪われて、スクロールが止まらなくなる。
アプリの設計につかまれる感じ。

一方ラジオは、自分で「聞きたい」と選んで聞ける。
しかも家事をしながら、散歩をしながら、何かをしながら聞ける。

音声って、あなたの目も手も体も自由なまま。
むしろフィジカルなことをしながら、一緒にいられるメディアなのだと感じました。

発信する人こそいちばん依存しやすい

SNSを仕事にする世界では、

「依存しやすい人ほど発信する側に回れば強い。依存を武器にすればいい」
そんな考え方もよく聞きます。

でも正直、私はそこは違うと思っていて。

発信する側は四六時中SNSに浸かっています。
リサーチも数字のチェックもトレンド探しも、ずっとスマホ。

発信を仕事にする人ほど、依存と真剣に向き合うべき。
武器にする前に、まずは自分が飲み込まれないように。

(ちなみに、うちの娘。うーたんも最近ゲームとネットばかりで心配で頭を抱えているんですが…正直、私も人のこと言えないなと思っています。)

そこで…「フィジカル依存」のすすめ!

公園の芝生で走って遊ぶ親子(体を使ったフィジカルな時間)

そこで私がいま大切にしているのが、「フィジカル依存」です。

こう言うと「また新しい依存を作るの?」と思うかもしれません。
でも、違うんです。

そもそも私たちは、地球で生きているかぎり、もう全員がフィジカルに依存している。
体があって、呼吸して、ごはんを食べて、歩いて。
これが、生きることの当たり前の土台です。

デジタルは、その土台から私たちを少しずつ引き剥がしていくもの。
目だけ画面に持っていかれて、体のことはほったらかしになってしまう。

だから「フィジカル依存のすすめ」は、新しい依存を始める話じゃなく、もともと依存しているはずの自分の体と現実に、もう一度ちゃんと戻ろうという話なんです。

難しいことじゃなくていいと思っています。

まず私が意識しているのは、朝と夜に自分の体にちゃんと向き合うこと。
瞑想でも軽いストレッチでも。
フィジカルに意識を向けるだけでも、だいぶ変わってくる気がしています。

休日はできるだけ、子どもたちと体を使った遊びを。
画面越しじゃなく、汗をかいて笑い合う時間。

そしてもう一歩踏み込むと、私にとっては作ること・書くこと。
手を動かして没頭する時間が、じんわり回復させてくれます。

私にとって、
「作ること=自分を取り戻すこと」です。

このブログのように、少しでもどなたかの目に留まり、
反応をいただけることは私の活動の励みになっています!

いつもありがとうございます!

戦うより、戻る

朝の光がさし込む窓辺とコーヒー(心を整える朝の時間)

スマホをやめられない自分を、責めなくていい。
だって、そう設計されているんだから。

「スマホをやめよう」と戦うより、もう全員が依存しているフィジカルにちゃんと戻る。
そっちのほうが、たぶん近道です。

とくに四六時中デジタルにいる、私たち発信する側こそ。

まずは深呼吸して体に意識を戻すところから。
そんなふうに少しずつ、自分を取り戻していけたらと思っています。

まとめ

スマホをやめられないのは意志が弱いからじゃなく、依存する設計のせい。

  • 発信する人こそ四六時中SNSに浸かって、いちばん依存しやすい
  • だからこそフィジカル依存=自分の体・現実に戻ることを大切にしたい
  • 朝夜に体と向き合う/子どもと体を使って遊ぶ/手を動かしてつくる
  • デジタルは消耗、フィジカルは回復。戦うより、戻る

あなたにとっての「フィジカル依存」
体を使って時間を忘れて没頭できる「好き」は、なんですか?

参考

久里浜医療センター「スマートフォン依存スケール(SAS-SV)」
 https://kurihama.hosp.go.jp/hospital/screening/sas-sv.html
SNSの「依存を生む設計」をめぐる訴訟の報道(日本経済新聞)
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC25C270V20C26A3000000/
アンナ・レンブケ『ドーパミン中毒』(新潮新書)

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仕事・人間関係・子育てに悩み、
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「我慢しない生き方」を模索しながら、
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