小耳症の子どもを育てていると、
ふとした場面でマスクの問題にぶつかることがあります。
給食の時間、体調不良のとき、
感染症が流行る季節。
普通のマスクは耳にかけて使うもの。
でも、片耳や両耳がない小耳症の子には、
そのままでは使えません。
我が家の娘うーたんも小耳症。
「みんなと同じようにマスクをしたい」
という気持ちに応えたくて、
いくつかの方法を試してきました。
今回は実際に試してわかったことを、
メリット・デメリットも含めて正直にまとめます。
まだ試していない方法も
「こんな選択肢があるよ」
と紹介しますので、
ぜひ参考にしてみてください。
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小耳症の子どもがマスクをつけるのが難しい理由
一般的なマスクはゴムを耳にかけて固定する設計です。
小耳症の場合、片耳または両耳の耳介がないため、
そのままではゴムをかける場所がありません。
「どうにかしてあげたい」
と思っても 情報が少なく、
何から試せばいいかわからないですよね。
この記事がその一助になれば嬉しいです。
実際に試した3つの方法
①100均のゴムで自作する(現在メイン使用)

一番シンプルで、今も活躍しているのがこの方法です。
用意するのは100均のゴム紐1本だけ。
約20cm程に切って、
マスクの両端のゴム穴に通して結ぶだけで完成です。

うーたんが選んだのはマスク用のゴム。
肌にあたってもチクチクしないところと、
伸縮性があるところがお気に入りのポイントだそうです。
本人いわく
「サッとつけれて目立たないのがいい!」
とのこと。
細いゴムなので目立たず、
伸びがいいので着脱もスムーズ。
100円で何十本も作れるので、失くしても気になりません。
▶ 同じような伸縮性のあるマスク用のゴム紐はAmazonでもまとめ買いができます。
②市販のバンドタイプを試してみた

後頭部に回して固定するバンドタイプも試してみました。
うーたんの感想は正直「あんまり好きじゃない」でした。
気になったのは主に2点。
1つはバンドが太くて目立つこと。
後頭部にしっかりとしたバンドが見えてしまい、
成長と共に本人が気にするようになりました。
もう1つは髪の毛に絡まること。
※ゴム製のもの
つけ外しのたびに髪が引っかかってしまい、
だんだん使わなくなってしまいました。
大人の方には人気のアイテムですが、
子どもの場合は髪の長さや本人の気持ちによって
合う・合わないがありそうです。
▶ 細めのバンドタイプはAmazonでも見つけられます。素材や太さで使い心地がかなり変わるので試してみる価値はあります。

③貼るタイプのマスク・マスク用テープを試してみた

「耳にかけない」ではなく
「顔に直接貼る」という発想のアイテムも試してみました。
一番のメリットはまっすぐ綺麗につけられること。
ずれる心配がなく、見た目もすっきりしていて、
うーたんもその点は気に入っていました。
ただ、使ってみてわかったデメリットが2つ。
1つは汗をかく時期には不向きなこと。
夏場や運動後は粘着力が落ちてすぐ剥がれてしまいました。
もう1つは取り外しができないこと。
給食の時間のように
「つけたり外したり」が必要な場面では
貼り直すたびに手間がかかります。
うーたんは肌が弱めなので、
長時間つけていると粘着部分がかぶれてしまったこともありました。
肌が敏感なお子さんは素材をよく確認してから試すことをおすすめします。
肌が乾燥している季節や、
つけっぱなしでいい場面では活躍しそうです。
▶ マスク用テープや顔に直接貼るタイプの紐なしマスクはAmazonでも購入できます。肌に優しいタイプを選ぶのがポイントです。


こんな方法・商品もあります
まだ試せていませんが、 気になっている方法と商品を2つご紹介します。
④ヘアバンドをカスタムして使う(DIYアイデア)

ヘアバンドにボタンやフックを取り付けて マスクを引っかける方法があります。
ダイソーなどの100均アイテムで 縫わずに自作できるのが魅力です。
- ボタン付きゴムひもをヘアバンドに取り付ける
- バレッタ+ヘアゴムを組み合わせる
- ワンタッチホックでパチンと留めるタイプ
▼詳しい作り方はこちらが参考になります。
マスクバンド作り方6選・全てダイソーアイテム(ayakful.com)
うーたんと一緒に作ってみたいと思います!
作ったらまたここでレポートします。
⑤小耳症のために作られた専用マスク

▼赤ちゃん肌着専門店マルマイユ
https://www.marmaille.jp/
リサーチしていて見つけた、
小耳症の方のために開発された専用マスクです。
鼻部分にシリコンコーティングの滑り止めがついていて、
耳にかけなくてもずれ落ちない設計になっています。
このマスクには素敵な開発ストーリーがあります。
2020年、
「耳にかけられるマスクはないか」という
小耳症の子を持つお母さんの相談をきっかけに、
長崎の縫製会社が約1ヶ月で開発。
その経緯をTwitterに投稿したところ
12万人以上から共感を集めたそうです。
子ども用¥578・大人用¥600。
日本製生地で接触冷感・吸水速乾・UVカット機能つき。
18〜20色展開で、
小さな子どもでも簡単に装着できます。
▼赤ちゃん肌着専門店マルマイユ
子ども用はこちら
大人用はこちら
開発ストーリーを読む
小耳症の子のために、誰かが動いてくれた。
そのことが、同じ立場の親としてとても嬉しかったです。
このマスクが広まることで、
同じ悩みを抱えるお子さんや保護者の方に
「こんな選択肢があるよ」と届いていく。
購入することが、こうした取り組みへの応援にもなります。
気になった方はぜひ一度のぞいてみてください。
私も子供用のソフトタイプとハードタイプの2種類を購入させてもらいました!
これから試してみます!

5つの方法を我が家の視点で比較してみました
| 方法 | コスパ | 目立ちにくさ | 汗OK | 着脱のしやすさ |
| ① 100均ゴム自作 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
| ② 市販バンドタイプ | ◎ | 〇 | ◎ | ◎ |
| ③ 貼るタイプ・テープ | ○ | 〇 | △ | △ |
| ④ ヘアバンドカスタム | ◎ | △ | 〇 | 〇 |
| ⑤ 小耳症専用マスク | ◎※ | 〇 | ◎ | ◎ |
正解はひとつじゃなくて、
子どもの成長、季節やシーンによって使い分けるのが
一番しっくりくるかもしれません。
まとめ
小耳症の子どものマスク問題、
「どうしよう」と悩んだ日もありましたが、
いろいろ試してみると意外と選択肢があることがわかりました。
今のうーたんのベストは、100均のマスクゴムで自作したもの。
「目立たないのがいい」という本人の気持ちを
一番大切にしながら選んでいます。
マスクの付け方に「これが正解」はなくて、
お子さんの性格や生活スタイル、
気持ちに寄り添いながら一緒に探していくものだと思っています。
「これなら大丈夫!」という方法が
それぞれの家庭で見つかりますように。
雨のち晴れメモ
このブログでは、小耳症の子どもを育てる母としての体験をもとに、
- 小耳症の基礎情報
- 実際の子育ての様子
- 手術や治療について調べたこと
- 学校生活や日常のこと
などを、できるだけわかりやすくまとめています。
個人で運営しているブログのため、もし情報に誤りや不足がありましたら、コメントなどで教えていただけると嬉しいです。
また、
- 小耳症について知りたいこと
- 調べてもよく分からなかったこと
- 忙しくて情報収集ができないこと
などがあれば、ぜひ教えてください。
私なりに調べて、このブログで丁寧にまとめていきたいと思っています。
この文章が、
小耳症の赤ちゃんを育てるあなたにとって、
少しでも安心できる「雨宿り」の場所になっていたら嬉しいです。
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