子育てをしていると、
思いがけないことで心が揺れる瞬間があります。
それは、ほんの小さな出来事だったりします。
でもその小さな出来事が、
親の心をざわつかせることがあります。
私には小学3年生の子ども(うーたん)がいます。
うーたんは生まれつき左耳の小耳症です。
娘の小耳症。小学校へ入る前に学校へ伝えていたこと
小学校へ上がる前、学校とは何度か面談を重ねました。
うーたんができるだけ自然に学校生活を送れるように。
お願いしたのは、特別なことではありません。
・耳を見られることを本人が嫌がっていること
・水泳や検診などで耳を出さない配慮
・最初だけクラスのお友達に説明してもらうこと
・保護者への説明はしないこと
・できるだけ波風立てず過ごしたいこと
うーたんが安心して学校に通えるように。
学校への『お願い』という形で共有させてもらいました。
穏やかだった学校生活に、突然起きた小さな出来事
3年生の3学期。
うーたんが帰宅して、ぽつりと言いました。

先生に、髪を切るか結ぶように言われた
うーたんは髪を結ぶと耳が見えてしまうので、
我が家では基本的に、髪が伸びたら早めに切るようにしていて、
ずっとショートカットでした。
でもその頃、仲良くなったお友達がロングヘアで。
それがとても可愛かったらしく、うーたんも
「伸ばしてみたい」
と言うようになりました。
その姿がなんだか可愛くて、
つい「もう少しだけいいか」と思ってしまい、
美容院に行くタイミングを逃してしまっていました。
私自身も「少し伸びてきているな」とは思っていたので、
その日のうちに美容院へ行きました。
そして連絡ノートには、
- 髪が伸びていたことへのお詫び
- 先生に言われたので髪を切ったこと
を学校へお伝えしました。
連絡ノートや電話でのやり取りで感じた違和感
すると先生から返ってきたのは、
「特定のお友達が言ったようです」
「クラス全体に伝えますか?」
という内容でした。
あれ?と思いました。
私は、誰が言ったかを責めたいわけではありません。
ただ、認識を合わせたかっただけでした。
そこで面談をお願いすることにしました。
その際にも、
「誰が言ったかを責めたいわけではありません」
「先生を責めるつもりもありません」
「ただ、認識をすり合わせたいだけです」
ということは、事前にお伝えしていました。
ところが、その面談の日のことです。
電話では「15時から」と話していたはずなのに、
当日の14時45分頃、先生から電話がかかってきました。
「本読みカードに14:30って書きましたけど。見てないんですか?」
そして続けて、
「私、15時過ぎから会議があるんですが…どうしますか?」
一瞬、言葉に詰まりました。
どうしますか、と言われても。
今から行くしかないじゃないですか。
そう思いながらも
「今から向かいます」
と伝え、慌てて学校へ向かいました。
面談で感じた「話が噛み合わない」という感覚
そして急いで学校に着いた私に、先生は
「見てないんですか?」
と一言。
胸の奥が、少しざわつきました。
それでも深呼吸をして、
伝えるべきことは丁寧に伝えました。
娘の身体のこと。
本人の気持ちのこと。
そして、学校と信頼関係を築いていきたいということ。
でも話しているうちに、
少しずつ感じてしまった違和感がありました。
先生は、ひたすら
「私は言っていません」
「お友達が言ったようです」
と、そのことばかりを繰り返していました。
私は、誰が言ったかを責めたいわけではありません。
それは面談の前にもお伝えしていたことでした。
ただ、これからのために
認識をすり合わせておきたかっただけでした。
でも話は、なかなかそこにたどり着きません。
次第に、心の中で思いました。
「話が…噛み合わない」
責めたいわけでも、
争いたいわけでもない。
ただ理解してほしいだけなのに、
言葉が空回りしていくような感覚でした。
正直、かなり疲れました
正直、とても疲れました。
養護の先生の一言で、ふっと肩の力が抜けた
その後、養護の先生に
少しだけお話しする機会がありました。
担任の先生とのやり取りの中で感じた違和感。
こちらの伝えたいことが、うまく伝わらないもどかしさ。
娘の身体のことについて、
きちんと理解してもらえているのだろうか。
そんな不安が、心のどこかに残っていました。
誰かを責めたいわけではありません。
ただ、少しだけ心配になってしまって。
そこで、
これまでの経緯を事実ベースで養護の先生にお話ししました。
すると先生は、
「それは心配になりますよね」
「ご心配おかけしてすみません」
と、穏やかに言ってくれました。
その言葉を聞いた瞬間、
ふっと肩の力が抜けたのを覚えています。
話をきちんと聞いてもらえたこと。
そして、その気持ちを理解してもらえたこと。
それだけで、
少し救われた気がしました。
結果的に、その内容は教頭先生にも共有され、
事実確認をしてくださったうえで、
後日、学校から謝罪のお電話をいただきました。
担任の先生だけじゃない学校のサポート体制
そこで私は一つ気づいたことがあります。
学校は、
担任の先生だけでできている場所ではないということ。
養護の先生、教頭先生、学年の先生。
いろいろな大人が関わって、学校は動いています。
今回の出来事で一番やってよかったこと
そして今回、私が一番やってよかったと思ったこと。
それは
連絡ノートに記録を残したことでした。
口頭の会話は流れてしまうけれど、
文字は静かに、でも確実に残ります。
今回の出来事は、正直とても疲れました。
学校とのトラブルで、親としてできること
今でも少し、心と体の疲れが残っています。
でも同時に、
一つ学んだことがあります。
学校には、ちゃんと仕組みがあるということ。
たとえ担任の先生と馬が合わなくても、
他の先生が間に入ってくれることもある。
子育てをしていると、
思いがけない出来事が起こります。
でもそんな時は、
感情だけではなく、
事実を丁寧に伝えること。
それだけでも、
状況は少しずつ動いていくのかもしれません。
そして今は、少しだけゆっくりしたい
そして今は、
少しだけゆっくりしたいと思っています。
子育てをしていると、
思いがけないことで心が揺れることがあります。
でもそんな時、
冷静に事実を伝えることが、
少しずつ状況を動かすのかもしれません。
もし、私と同じように
学校とのやり取りで悩んだ経験がある方、
よかったら教えてください。
私でよければ、愚痴も聞きます。
仕事以前に、
家事、育児、ご近所付き合い。
学校や園の行事、習い事…。
目まぐるしい毎日の中で、
正直、全部を丁寧に対応するのは難しい。
それでも、
大切な我が子のことだけは、見過ごしたくない。
きっと、同じように悩んでいる親は
私たちが思っているより多いのだと思います。
雨のち晴れメモ
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
この文章が、あなたの雨宿りになっていたら嬉しいです。
無理せず、今の自分を大切にしてくださいね。
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